こんにちは 。元訪問看護師の保健師マユです。

うまく伝えられない訪問看護の世界

素敵な本を見つけました。日本訪問看護財団出版の「はじめての訪問看護」です。

 

長い訪問看護の経験の中で、この仕事の魅力を伝えたい、でもどんな風に伝えたら良いのか・・言葉にできない部分も多く、体験として私の中には、たくさんあるのですが、口下手、文章力もないため、なかなか伝えられませんでした。

 この本は、そんな私の伝えられなかった事、教科書には、載っていないけれど、訪問看護をはじめたら体験できる感動や逆に戸惑い、悩み事の解決策まで載せられた1冊です。

訪問看護の現場ってどんなところ?

 

 病院経験が長いと、「看護師として利用者(患者)宅に訪問する」事もイメージがつきにくく、興味は、あるけど実際どうなの?と一歩踏み出せない方は、多いと思います。

 この本では、訪問先での挨拶の仕方、お茶・お菓子を勧められたらどうする?などの接遇マナーから、心構えとして、利用者、家族との距離の取り方、チームでの関わりの大切さ、こんなときどうする?などリアルに現場が描かれ、対応方法も載せられています。

訪問看護師だから体験する事

  

 実際現場で働いていると、利用者家族の病気や生活について、家族関係の悩み事などを相談されたり、どこまでが訪問看護師の仕事なのか、どこで線を引くべきか、戸惑う場面があります。

 ケアに必要な物品の使い方や、洗面所・浴室の使い方など、それぞれの家庭での決まり事や習慣があり、洗面所がピカピカすぎて、お湯を使うのも、タオルを絞るのも毎回、緊張してしまうこともあります。利用者を尊重し、家族の習慣や価値観にどこまで寄り添えばいいの?と悩む事も多々ありますが、そんな、何とも答えが出そうで出ない様な事にもベテラン訪問看護師のメッセージがあり、ほっと安心させてくれます。また、病院とは、違う訪問看護制度の仕組みなども簡単に説明されています。

はじめよう!訪問看護

 

 はじめて利用者宅を訪問する時は、どんなに経験を積んでも緊張します。ドアを叩くところから始まり、その先の世界は、人々の生き様や家族の思いなど、心打たれる感動体験が広がっています。この本を読んで訪問看護をはじめてみようと思う看護師さん増えるといいですね。

お読みいただきありがとうございました。

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