こんにちは。保健師マキです。

気がつけば、6月中旬。4ヶ月ぶりの投稿となってしまいました…。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

この間、新型コロナ感染症の流行、緊急事態宣言、そして外出や移動の自粛要請等ありましたね。我が家も、子供達が休校・登園自粛等があり、私もほとんど家で過ごしておりました。

そんな我が家も、先週から小学校も通常登校になり、日常を取り戻しつつあります。ということで、先日、久しぶりに山の近くで畑作業等をしていたら、なんと、

毛虫に刺されてしまいました(><)

ということで、本日は、この時期に多い毛虫皮膚炎についてです。

先に、私が今回、毛虫に刺されて伝えたいことを言ってしまうと、それは以下の3つです!

●毛虫に直接触らなくても、皮膚炎が起きる!
(長袖・長ズボンでも、油断できない。)

強い痒みを伴う赤いボツボツが出現。

●症状が出たらすぐに皮膚科を受診!我慢しても悪化するだけ。

では、もう少し詳しくご紹介していきますね。

原因は?  

毒蛾類(ドクガ、チャドクガ、モンシロドクガなど)の毛虫は、毒針毛(どくしんもう)を有しており、その数は一匹あたり数十万本〜数百万本あると言われています。長さ0.1~0.2mmの微細なもので肉眼ではほぼ見えにくいのですが、毛虫はこの毒針毛を空中へ大量に散布します。そのため、毛虫に直接触れた場合はもちろん、毛虫がいた植物毒針毛が付着衣類や洗濯物に触れるだけで、皮膚炎を起こします。

今回、私は、毛虫には直接触れていませんでしたが、毒針毛が大量に付着した植物に触れてしまったため、皮膚炎を発症してしまいました…。

そして、さらに、私の衣類に付着した毒針毛に触れてしまった娘まで皮膚炎を起こしてしまったのです(><)

多い時期は?

毒蛾の多くは、春から秋(4月頃〜10月頃)にかけて、卵→幼虫(毛虫)→さなぎ→成虫のサイクルを2回繰り返します。このサイクルの中で、毛虫の孵化(ふか)時期にあたる5月~6月8月~9月が、毛虫皮膚炎の被害が増える時期と言われています。

まさに、今が毛虫皮膚炎が増える時期ということですね!今回私を診察してくださった先生も、「今月に入って毛虫に刺された患者さんが増えてるんだよ〜」と話されていました(^^;

どんな症状?

私の場合、毛虫に触れただろう機会から、2〜3時間頃から左右前腕の内側に赤いボツボツが大量に出現。さらに、数時間後には、なんと腹部にも大量のボツボツが出現し、次第に痒みが増してきました…。

ちなみに、一般的な「毛虫皮膚炎」の症状は以下のとおり。

症状について
かなり個人差はありますが、毛虫(毒針毛)に触れる機会があって数時間以上経過してから発症することが多く、集簇性あるいは散在性の丘疹(大きさ半米粒大~小指大のブツブツ)で、通常非常に強い痒みを伴います。なかには不眠を訴えることもあります。

引用:やさしい病気の話「虫皮膚炎」(一般社団法人大曲仙北医師会)

はい、私の症状と全く同じです…。ものすご〜い強い痒みがあって、しかも市販薬を塗っても全く効かず、つい掻いてしまうと、ブツブツが増えてしまって、余計に痒みが強くなる。そして、すぐに受診できなかったため、2日間ぐらい不眠になりました…。もうヘロヘロ(涙)

ちなみに、あまりにグロテスクなので患部の写真は掲載しませんが、どんな症状になるか写真を見たい方は、以下のサイトを御覧ください。写真が掲載されています。(私の前腕も全く同じ症状でした…)

ケムシに触れるとどうなりますか?(公益社団法人日本皮膚科学会)

治療方法は?

一般的な治療方法は、以下のとおりです。

治療について
一般的には、湿疹や接触皮膚炎(カブレ)に準じて、外用剤(つけ薬)にはステロイド剤を、程度によっては内服(抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤)を併用します。

引用:やさしい病気の話「虫皮膚炎」(一般社団法人大曲仙北医師会)

ちなみに、私は、症状が結構酷いということで、強めのステロイド軟膏(外用剤)と抗ヒスタミン剤(内服薬)の併用。そして、1週間後に改めて受診することとなりました(- -; グスン。

これから秋まで、毛虫の季節が続きます。そして、毛虫がいた植物毒針毛が付着衣類や洗濯物に触れるだけで、皮膚炎を起こします。アウトドアやキャンプ等行う時は、長袖長ズボンに手袋着用する。そして、万一、症状が現れた時はすぐに、皮膚科を受診していただけたらと思います。

皆さん、くれぐれも毛虫にはご注意くださいね。

参考・引用文献
ケムシに触れるとどうなりますか?(公益社団法人日本皮膚科学会)
毛虫による皮膚炎(一般社団法人奈良県医師会)
やさしい病気の話「虫皮膚炎」(一般社団法人大曲仙北医師会)

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