こんにちは。保健師マキです。

突然ですが、皆さんは”しあわせな王子”とういうお話をご存知ですか。おそらく、多くの方が、子供の頃に絵本で読んだことがあるのではないでしょうか。

実は、最近の息子のお気に入りの絵本がこの1冊で、寝る前に「読んで!」とリクエストされることが多く、しばしば読んでいます。

ストーリーは、金や宝石でできている立派な像「しあわせの王子」が、貧しい人たち、不幸な人たちの生活の様子に心を痛め、自分の剣のルビーや目(サファイア)をツバメに依頼して届けるというもの。
冬になる前に「南の国へ行かなければ」と思っていたツバメが、王子のためにと命と引き換えに人々に宝石や金を届け続ける姿には、胸を打たれ、毎回涙を無くして読むことができません。

そんな悲しいお話であるにも関わらず、なぜまだ幼い息子が、”おしり探偵シリーズ”や”解決ゾロリシリーズ”等のユーモアたっぷりの絵本が好きな息子が、この本を好きなのか。そんなことを、最近考えています。

もしかすると、幼いながらもこの絵本に、優しさを感じているのかなとか。

そんなことを漠然と考えていたら、絵本に書いてある解説に以下の記載を見つけました。

かいせつ

「しあわせな王子」は、イギリスの詩人で作家のオスカー・ワイルドが1888年には発表した作品です。
(中略)

悲しいお話ではありますが、読み終えたあと、胸の中になにか美しいものが残ります。それは王子とつばめの行為の気高さ一点の曇りなき心の美しさによるものなのでしょう。


出典:世界名作ファンタジー53 しあわせな王子

これを読んで、納得。そして、ナイチンゲールが浮かんだのです。しかも、ナイチンゲールと同じ時代に、同じイギリスで生きた作家さんの作品だった!(有名な作品なのに、今まで知りませんでした、、、)


当時のイギリスの状況について、私自身の理解が深まると、またこの絵本の魅力に気がつけるのかもしれないな。そんなことを思ったりしました。(私、世界史が大の苦手なもので。。。)
今度は、是非、この時代のイギリスはどのような状況だったのか、調べてみたいと思います。

まとまらない文章ですみません。。。
お読みいただき、ありがとうございました。

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